千日みそはお客さまに食べていただき喜ばれる味噌を造るため、常に情熱を傾けています。味噌は常に最良の品質でお客さまに届けることができるよう機械化された工場で生産しています。その中にあっても人のぬくもりを大切にし、糀の出来具合いや大豆と塩を混ぜる時の温度など、職人の卓越した感覚を製品に活かしています。 そして、多くのお客さまに二度三度と味わっていただけるよう努力をしています。
三年経ってもこの味噌の味が忘れられないと県内外からうれしい沢山のお手紙をいただいた(1000日 手紙が1000通)と言うことで千日みそと命名しました。 戦後の物資の不足、食料不足、栄養不足の見地から設立。付近一帯は勿論、各地の連合婦人会の推薦により、食生活の向上に努め、更に県外出荷が激増するに到り、工場拡張移転に伴い組織変更、現千日みそ株式会社に改め現在に至っています。
味噌大明神由来
本邦における味噌醸造の始祖覚心国師は信州筑摩郡の出身にして、建長元年入宋を期に、金二山において豆鼓糖の製法を学び帰朝後遍く国民生活に普及したるもの。 その偉大なる事績は今に至って更に輝き全国業界の敬仰を稟く。 茲に雄魂を故山に鎮めて恭しく奉祀所以なり。
昭和45年4月17日